2005 M-1グランプリ 決勝戦

M-1グランプリ 2005 完全版 ~本命なきクリスマス決戦!“新時代の幕開け”~ [DVD]
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中田 石井 洋七 大竹 渡辺 松本 紳助 合計 管理人
笑い飯 95 92 91 85 90 95 85 633 87
アジアン 90 86 81 82 80 70 75 564 81
南海キャンディーズ 88 80 79 79 79 75 72 552 83
チュートリアル 91 95 86 84 86 95 85 622 92
ブラックマヨネーズ 96 94 96 90 93 95 95 659 93
品川庄司 89 91 95 89 87 90 85 626 90
タイムマシーン3号 88 85 82 82 83 75 76 571 82
麒麟 97 95 95 90 91 90 88 646 95
千鳥 93 89 86 88 89 80 82 607 86

笑い飯

 下駄箱で靴を探すネタなのだが、相変わらずつかみまでが長い。前半がやや退屈。後半ボケとツッコミがクルクル入れ替わっての畳み掛けが彼らの持ち味だが、テンポは良いが面白くないネタがかなり混じっているので台無し。ちょっと後半にかける比重が高すぎる。もっと4分間をフルに活用してほしい。(管理人評価 87点)

アジアン

 初の女性コンビ決勝進出とのこと。早口言葉ネタで全然噛まず、決勝まで来るだけあって漫才の実力は高いのだが、ネタが素人くさい。相方の容姿を小馬鹿にするネタはちょっと食傷気味。それに、いじられるほどブスでもないし、無理にブサイクネタに持っていく必要性が感じられない。(管理人評価 81点)

南海キャンディーズ

 昨年いきなり最終決戦進出で注目を浴びたが、ちょっと力が入りすぎたか? ラサール石井が「ネタが並列的で、上がっていかない」と評したように、連打がなく単発的すぎた。そこそこ客のウケは良かったのだが…。オチが完全にスベっているのは、かなり印象が悪い。(管理人評価 83点)

チュートリアル

 バーベキューの並べ方ネタ。こういう日常的な何気ないネタを膨らませる技術は秀逸で、漫才師としての実力も極めて高い。漫才というよりコントかもしれないが…。ネタが面白いというより、彼らの演技力が良かったのかもしれない。ただ、最終部でもう一撃あれば完璧だったのだが。(管理人評価 92点)

ブラックマヨネーズ

 ボーリングネタ。4年連続準決勝敗退で初の決勝進出とのことだが、とてもそうは思えないほど実力が高い。絶妙な掛け合いでテンポも良く、面白い言葉もポンポン飛び出す。ただ、中盤あたりからお互いに声のトーンが大きくなるので、人によってはうるさいと感じるかもしれない。(管理人評価 93点)

品川庄司

 拳銃で撃たれるネタ。意外にも結成10年目にして今回が初の決勝進出だが、実力の高さは伝わってくる。終盤の怒涛の畳み掛けには圧倒される。ただし、畳み掛けに比重を置きすぎたか、前半はやや退屈だし、スベり気味でもあった。もう少しボケの精度が高ければ…。(管理人評価 90点)

タイムマシーン3号

 デブネタ。渡辺正行が「デブネタ一本で行くのは…」と評したが、まさにその通り。デブいうだけで拒否反応を示す人も世の中には大勢いるわけで…。絶妙な掛け合いなどに可能性は感じられる。デブネタを含むのは良いが、色々な視点から笑わせるネタに期待したい。(管理人評価 82点)

麒麟

 野球ネタ。インタビューネタは漫才の中では珍しいものではないが、ネタの作りがうまい。間もあったが待たされている感は全然なく、色々な手法で笑いをとるので引き込まれた。今田耕司の言うとおり、オチはこの日一番。オチでうまく決めてこそ、4分間で積み重ねたものが生きてくる。(管理人評価 95点)

千鳥(敗者復活)

 幕末ごっこネタ。何だかよく分からない設定に、よく分からない笑いの取り方なのだが、序盤からグイグイと引き込まれた。これが千鳥ワールドなのか? ただ惜しいことに、終盤はどんどん勢いが落ちていった。竜頭蛇尾という言葉がふさわしい。序盤の勢いが4分間続いていれば…。(管理人評価 86点)





2005 M-1グランプリ 最終決戦

中田 石井 洋七 大竹 渡辺 松本 紳助 合計 管理人
麒麟
笑い飯
ブラックマヨネーズ

麒麟

 ファッションショーネタ。「麒麟です」を途中で言ったあたりはそこそこウケたが、その後は単発に終わってしまった。構成の妙というものが全くない。最後のほうは声の大きさと勢いだけで押し切ろうとしていたが、こんなネタで優勝する気が本当にあったのか疑問だ。残念ながら、決勝戦で燃え尽きてしまったか。

笑い飯

 ハッピーバースデーの歌ネタ。笑い飯のネタにある程度共通することではあるが、前半が退屈すぎる。終盤の畳み掛けで追い込むスタイルは変わらないが、あのマリリンモンローはただ単に気持ち悪いという感想だ。たぶん、ツボにはまる人とそうでない人にハッキリ分かれるだろう。

ブラックマヨネーズ

 柔道・相撲ネタ? 一言で表現しにくい。笑い飯との決定的な差は、前半からグイグイ笑いに引き込む力だ。ボケとツッコミというスタイルではなく、ノーガードの殴り合いのようなパワフルなネタ。これは文句なしに面白い。関西ローカルではもったいないコンビ。全国で活躍してほしい。

総評

 ちょっと決勝戦全体のレベルが低いのではないか。実力はあるけどネタがイマイチ、というコンビが多くてあまりにも決定打に欠けた。たしかに最終決戦のチュートリアルは最高だったが、決勝戦でももっと面白いネタを見たい。最終決戦のレベルは決して低くなかったが、もっと票が割れても良かったという気はする(私もチュートリアルが一番面白かったとは思うが)。それだけチュートリアルのネタが秀逸だったということだろうか。

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